前原国交相、気象庁に「謝罪には当たらない」 津波の過大予測問題で(産経新聞)

 南米チリで発生した巨大地震に絡み、前原誠司国土交通相は2日午前の会見で、気象庁の関田康雄・地震津波監視課長が「津波の予測が過大であった」などと謝罪したことについて、「謝罪には当たらない」と同庁に伝えたことを明らかにした。

 前原国交相は「まだまだ津波の予測の精度が低い」と指摘した上で、「しっかり準備をするという点では、津波の程度が過小であるよりは過大であった方が、より徹底できる」との見方を示した。2日午前の閣僚懇談会では、鳩山由紀夫首相も前原国交相の考えに「同感だ」と述べたという。

 気象庁は地震発生翌日の2月28日、三陸沿岸付近に「大津波警報」を出した。3メートル以上の津波が到達する可能性があると呼びかけたが、実際に到達した津波はその予測を大幅に下回った。

【関連記事】
チリ大地震 「過少予測の方が問題」気象庁擁護論 精度向上求める声も
すべての津波注意報解除「予測過大だった」気象庁謝罪 チリ大地震
倉科カナ、津波警報で「一日署長」お預け
箇所付け問題で、鳩山首相が前原国交相を口答注意
大嘘、暴言、ヤクザ風…民主は「行儀の悪い」人の集まり
黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界

<シジミ偽装>ロシア産を「宍道湖産」福岡の業者(毎日新聞)
<道海面漁業調整規則違反>14隻の通信装置“2時間空白”(毎日新聞)
【社会部オンデマンド】外国人参政権、海外では?(産経新聞)
インフル対策、当面は実施継続―厚労省(医療介護CBニュース)
<詐欺>TV出演の占い師が生活保護費詐取 容疑で逮捕(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。