口座から出金3億円=小沢氏「土地購入に充当」−1億円不足、真偽を捜査・東京地検(時事通信)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が購入資金を引き出したと説明した口座から、購入6年前に約3億円が出金されていたことが18日、関係者の話で分かった。衆院議員石川知裕容疑者(36)は「小沢氏から4億円の貸し付けを受けた」と供述しており、小沢氏側の説明が事実でも、1億円近くの原資がなお不明なことになる。
 東京地検特捜部は、金額が一致せず、6年間も現金で保有していたことも不自然とみて、この3億円が土地購入に充てられた可能性は低いとみており、改めて原資について説明を求める必要があると判断、小沢氏に事情聴取を再要請した。
 小沢氏は16日の党大会で、土地購入代に充てた4億円の原資について、「積み立ててきた個人の資金」と説明。特捜部に対し、金融機関と支店名を伝えたとした。
 石川容疑者の弁護人も、4億円は小沢氏からの貸し付けだったとした上で、「(小沢氏の)父親から相続して信託銀行に積んであった資金を、約10年前に引き出し、小沢氏の自宅に置いてあった」と説明している。
 関係者によると、特捜部がこの口座を調べたところ、土地購入の約6年前の1998年ごろ、約3億円が引き出されていたという。
 特捜部は土地購入代には、ゼネコンからの資金が含まれるとみており、3億円の個人資金がどのように使われたのかについて、捜査を進めているもようだ。 

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