小沢氏聴取 「広がる不安感」選挙や国会への影響懸念する民主(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長が23日、自身の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けたことで、民主党内には通常国会の審議や夏の参院選への悪影響を懸念する声が出ている。

  [フォト] 「こんな光景見たことない」小沢氏の宿泊ホテル前、報道陣集結

 国会は平成21年度第2次補正予算案の審議中だが、野党側が小沢氏や鳩山由紀夫首相の疑惑をめぐる問題への追及を強めることは確実だ。「政治とカネ」の問題の集中審議をめぐって対立が激化し、2次補正や22年度予算案の審議が遅れたり、立ち往生する可能性もある。

 また、民主党は夏の参院選で単独過半数獲得を目指しているが、党にスキャンダルイメージが強まれば、「影響は大きい」(幹部)とみられる。

 小沢氏は20日夜、党参院幹部との会合で「本来ならばこの種の問題は形式犯だから(収支報告書の)修正で済む。これは国民も検察も理解してくれる」と、事態の沈静化に自信を示している。

 小沢氏に近い民主党議員や党執行部には「聴取ではっきり説明するから、影響なんてあるわけない」(党幹部)「聴取は分かっていたことだから、党内に動揺は走らない」(中堅)との意見がある。

 だが、週末で選挙区に帰っている多くの民主党議員は詳しいことを知らされておらず、有権者への説明に苦慮している。

 「小沢さんは早く記者会見で説明しないとダメだ。検察はリークするだろうから、説明しないと事態は持たない」(中堅)との不満が漏れる。

 今回の聴取で、小沢氏の言うように事態が沈静化していくのか、新たな展開があるのか、民主党議員らは固唾を飲んで捜査の行方を見守っている。

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